エビデンスと統計を理解するためにまず読むべき本3選【初心者向け】

エビデンスと統計を理解するためにまず読むべき本3選【初心者向け】科学
スポンサーリンク

エビデンス?統計?どうやって学んでいったらいいの?

そんな疑問に答えます。

初学者が、エビデンスと統計を理解するために役立つ本を紹介します。

スポンサーリンク

心理職のためのエビデンス・ベイスト・プラクティス入門

まず最初に紹介したいのが『心理職のためのエビデンス・ベイスト・プラクティス入門』です。「心理職のための」とついていますが、心理職以外の方にも参考になります。

 

そしてこれ1冊でも十分と言えるほどの内容なのですが、内容はどんどん難しくなっていきます😅ですからまずはパラパラと見て、エビデンスの全体像をつかんでください。

  • エビデンスの質について
  • ランダム化比較試験について
  • メタアナリシスについて
  • エビデンスの作り方について
  • エビデンスの使い方について

が、がっつりわかります。

 

「エビデンスってなんじゃらほい?」という方は、まずはエビデンスには質があるということをこの本で理解しておきましょう。

メタアナリシス(メタ分析)ってなにそれ?大学生なら知っておきたいエビデンスのこと

 

この本で分かることを簡単に説明しておきます↓

  • エビデンスは、RCTの系統的レビューが最強(メタアナリシスを用いてRCTを統合したもの)
  • メタアナリシスとは、同一の研究テーマに関する複数の独立した先行研究(一次研究)を集めて、それらを統合して解析する統計的手法のこと
  • 単一研究デザインの中でもっとも質の高いものがRCT(ランダム化比較試験)
  • エビデンスに基づかない専門家の意見は、エビデンスレベルが最も低い

 

いまさら誰にも聞けない医学統計の基礎のキソ1

『心理職のためのエビデンス・ベイスト・プラクティス入門』をパラパラと読んで、エビデンスの全体像をつかめたら、次の本に移りましょう。オススメなのが『いまさら誰にも聞けない医学統計の基礎のキソ1』です。

 

こちらの本を読むことで以下のことが分かります。

  • P値が表しているもの
  • 95%信頼区間について
  • 平均値と中央値の使い分け

易しく書かれていますので、統計についての理解がはかどるはずです。

 

『心理職のためのエビデンス・ベイスト・プラクティス入門』でエビデンスの全体像をつかんで、『いまさら誰にも聞けない医学統計の基礎のキソ1』で論文によく登場する用語(P値、95%信頼区間)などを学んでいくと、理解がはかどるはずです👍

 

こちらの本で分かることを簡単に説明しておきます↓

  • P値:Pは、Probability(確率)のP
  • P<0.05の意味:P<0.05であれば、比較したデータに関してグループ間に有意な差があると解釈する。
  • 95%信頼区間(confidence interval : CI)とは:95%の確率で母集団の真の値が含まれる可能性のある区間のことを指す。
  • 平均値と中央値の使い分け:『データ偏っていない場合、平均値+標準偏差を使うのが良い』『データが偏っている場合、中央値と四分位範囲、範囲を使うのが良い』

 

この2冊を読めば、『エビデンス恐怖症』がかなり克服されるかと思っております😁

いまさら誰にも聞けない医学統計の基礎のキソ2

次にオススメなのが『いまさら誰にも聞けない医学統計の基礎のキソ2』です。紹介してきた3冊を読むことで、かなりエビデンスの情報を読み取ることができるようになるはずです。

 

こちらの本を読むことで、以下のことが理解できます。

  • 観察研究と介入研究の違いについて
  • ケース・コントロール研究とコホート研究の違いについて
  • 相関係数のr値の意味
  • 回帰について
  • 相対危険度と(RR)とオッズ比(OR)の違いについて
  • NNTについて

 

ちょっとマニアックになってきますが、さらにエビデンスを詳しく読んでいきたい方は必読でしょう。

 

ちなみに『いまさら誰にも聞けない医学統計の基礎のキソ』シリーズは3まであります。3では「その研究ってほんとうに質がいいの?」を勉強する内容になっております。ガチの研究者向けの内容ですね。私はパラパラと見て諦めました😅

 

エビデンスの質まで評価するのは大変ですので、ちゃんとした機関が評価してくれている、

  • コクラン共同計画
  • Evidence-Based Medicine Reviews(EBMR)

を利用していくのが一般人にはベターでしょう。

番外編:もう少し統計に詳しくなりたい人向けの本

もう少し統計に詳しくなりたい人向けのを本を紹介します。

統計学が最強の学問である

統計学の重要性をビジネスパーソンに知らしめた本ですね。

  • ランダム化比較試験
  • 回帰分析

の理解がさらに捗ると思います。

私には難しすぎて、後半は本を閉じてしまいましたが😱

図解 統計学超入門

高橋洋一先生の統計学入門です。

  • 分散
  • 偏差
  • 正規分布
  • 標準正規分布

などなど、統計では避けて通れない用語を理解することができます。こちらは私でも読み切ることができました👍ただし、普段から統計を使わないので、ほとんど忘れてしまいましたが😅

マンガで分かる統計学

マンガで書かれているので読みやすいです。「ささっと読んで、マンガで統計学のことをある程度理解したいぜ!」という方にオススメ。ただし、後半にいくにつれてどんどん内容は難しくなっていきます。

おわりに

とりあえず最初の3冊を読んでおけば、そこまでエビデンスやら統計やらにビビらなくていいようになるかと。分からない単語や概念が出てきたら、本を読み直すようにしたら良いかと思いますー。

 

いやー、こういうのって大学でしっかり教えるべきことなのでしょうね。エビデンスを読み解く力がなければ、大学なんて行ってもしょうがないですからねぇ。大学生の時に読んでおきたかった本です、本当に。

 

教授陣は自分たちが書いたクッソ読みづらい本ばかり購入させて、こういう読みやすい本を紹介しないのですよねー。困った話ですねぇ。

 

それでは!

コメント