HHKB Professional HYBRIDを使っております。3万5千円ほどで購入しました。
>HHKB Professional HYBRID Type-S購入【レビュー】
購入したというバイアスもあり、私としてはお気に入りのキーボードになっています。けれど、「めちゃくちゃ使いやすいわけでもないよなー」という冷めた視点もあります。
ということで、HHKB Professional HYBRIDを購入しない人がいい人向けに、記事を書いていこうと思います。
1 HHKB Professional HYBRIDを購入しない方がいい人
先に結論を書いておきます↓
- 深いキーストロークが苦手な人
- 持ち運びを考えている人(HHKBは重い)
- 英語配列で方向キーをよく使う人(HHKBの英語配列には方向キーがない)
- タイピング音が気になる人
が気になる人は、別のキーボードを探した方がいいかと思います。
それでは以下に、もう少し具体的に書いていきます。
1.1 ノートパソコンの浅いキーボードに慣れた人
ノートパソコンのようなキーストロークが浅いキーボードに慣れた人にとって、HHKBの深いキーストロークはタイピングしづらいでしょう。
私はMacBookを使っていたこともありますし、Magic Keyboardも使っていましたので、浅いキーストロークのキーボードに慣れていました。そこからHHKBの深いキーストロークに移行したところ、最初は違和感しかありませんでした。
「HHKBにしてタイピングがしやすくなった!」という情報が多いですけれど、正直なところ「うーん」という感じです。結局のところ、タイピングのしやすさは好みですので、ノートパソコンのキーボードに慣れきった人に、HHKBはオススメできません。
1.2 持ち運びを考えている人
HHKBは約600gあります。重いです。
持ち運びを考えるなら、HHKBは微妙と言えるでしょう。
1.3 英語配列で方向キーを使いたい人
HHKBの英語配列(US)には、方向キーがありません。Fnキーとの組み合わせで方向を指定します。
慣れてしまうと、方向キーよりFnキーとの組み合わせの方が、ホームポジションを崩さなくていいので使いやすいです。でも、慣れるまでは地獄かと😅
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などで方向キーを多用する人にとって、HHKBの英語配列は使いづらいかと思います。
1.4 静音化(Type-S)でもタイピング音は大きめ
HHKBの1つの売りは、「タイピング音がいいこと」です。でもこれは裏を返せば「うるさい」ということです。
タイピング音が静音化されているモデル(Type-S)もありますが、これでもキーボード界からすると大きい音の方かと思います。(Magic Keyboardと比較)
家の中でタイピングする分にはいいですけれど、「人がいるところでよくタイピングする」という方は、音が気になるかと思います。
1.5 厚みがあるためパームレストが必要
HHKBは厚みがあるので、パームレストが必要かと思います。パームレストがなければ手首に負担がかかります😅
そういう意味でも、HHKBは扱いにくいキーボードですね。
>Apple純正キーボードからHHKBに替えて感んじるメリット・デメリット
おわりに
HHKBは人を選ぶキーボードですね。値段も値段ですし、安易に購入しない方がいいでしょう。(私は安易に購入しましたが笑)
まぁ安易に購入してもいい点をあげるのであれば、「高く売れる」ところでしょう。Macと同じように、HHKBも中古市場では高く売買されております。ほぼ新品であれば定価の80%程度、数年利用しても50%程度で売却できるかと。
私が以前使っていたHHKB Pro2は、12000円にて売却できました。(キーをお掃除する際に、2つのキーにひっかき傷をつけてしまったのにこの値段でした)
>HHKB Pro2の墨・刻印有りモデルを半年使って思うこと
参考になれば幸いです。それでは!
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