2020年11月上旬にSHURE MV7が発売されるなんてことはつゆ知らず、10月下旬にダイナミックマイク界最高峰のSM7Bを購入しました。5万円を超えるマイクです。
なぜこんなにも高いプロ向けのマイクを購入したのかというと、PayPayの2周年記念で全額キャンペーンがあったからです。日頃の行いがいい私としては、「一等の全額還元当たるっしょ!」という思いをもとに、購入に踏み切りました。結果、余裕で外れましたけれど😅
ということで、SM7Bのレビューをこの記事ではしていきます。
1. SM7Bを購入したのでレビュー
先に結論を書いておくと、「一般人にはオーバースペックすぎる!ダイナミックマイクが欲しいならど定番のSM58で十分だ!」ということです。当たり前ですね笑
でもね、SM7Bには
- 見た目がカッコイイ!
- Beta58aより音が優しいので聴きやすい
というメリットもあります👍
1.1. 見た目がカッコイイ!
外箱はこんな感じ。
フタを開けると説明書やらが出てきます。これらはスルーします。
本体登場!スペースグレーでカッコイイ!同色のMac miniと合いそうですね。
マイクスタンドに接合する部分と、XLRケーブルを差し込む部分です。
背面で、低域ロールオフ(左側)と中域を強調したプレゼンスブースト(右側)設定の切り替えが可能です。
Beta58aと大きさを比較すると全然違います!大きさも重さも。
1.2. Beta58aと音質を比較してみて
SM7Bはナレーションマイクということで、声のみでBeta58aと録音音質を比較してみました↓
YouTubeにアップしている時点で、ファイルが圧縮されているという大問題がありますので、その辺を考慮に入れてください。
生データはこちら↓(ただしQuickTimeプレーヤーで最高音質で録音したファイルを分割して、wavに変換しています)
SM7B↓
Beta58a↓
なぜファイルを分割して小さいものにしたかというと、30MB以上はサイトにアップできなかったからです。それとなぜwavに変換したかというと、QuickTimeプレーヤーで録音したaifcファイルはセキュリティの問題でサイトにアップできなかったからです。
どちらもいいマイクですね。強いていうのであれば、やはりSM7Bの方がナレーションという意味ではいい音質のような気がします。
QuickTimeプレイヤーで音質を高くするとすぐにアップできる容量がオーバーになってしまうので、Macのボイスメモアプリでも録音してみました。オーディオの品質は『ロスレス圧縮』にしています↓
1.3. ゲインをフルにしないと録音音声が小さい
SM7BはBeta58aに比べてさらに感度が低いので、オーディオインターフェースでゲインを最大にする必要がありました。
クリアな音でゲインをあげるためには、cloud microphone cl-1という製品と併用するのもいいみたいです↓
1.4. 周りの音の拾い方はBeta58aと同じくらい
ダイナミックマイクなので、環境音はあまり入りません。ですから環境音の広い方については気にしていないのですが、一応SM7Bがどれくらい周りの音を拾うのかなーとBeta58aと聴き比べてみましたが、ほとんど同じでした。ここは大差ありません。
公式サイトによりますと、SM7Bは高度な電磁波シールドを搭載しておりハムノイズをシャットアウトするとのことです。
高度な電磁波シールドにより、パソコンの画面やスタジオ機器から生じるハムノイズをシャットアウト。
んでも、SM7BでもBeta58aでもパソコンのノイズは入ったことないです。マイクの30cm奥くらいにiMacを置いてるんですけれどね。
1.5 ウィンドスクリーンによる録音の違い
SM7Bには標準のウィンドスクリーンと、大きめのウィンドスクリーンがあります。付け替えて音質を比較してみました。(Macのボイスメモアプリで、オーディオの品質を『ロスレス圧縮』にして録音しています)
標準のウィンドスクリーン↓
大きめのウィンドスクリーン↓
あんまり変わりませんね。
おわりに:ガチな配信をするならSM7Bは最高の一品
「ラジオ配信したい!ゲーム実況したい!などなど」、ガチを目指すのであれば、声をきれいに録音できるSM7Bはオススメできます。しかし値段が値段なので、ほとんどの人にはダイナミックマイクのど定番のSM58で十分なのではないかなーと思っております。
「SM58じゃ満足できない!もっとワイのいい声を録音して届けたいんや!」という方は、SM7Bをどうぞ!という感じですね。ただし、どれだけいい音質で録音しようと、YouTubeやらのプラットフォームにアップすると圧縮されることをお忘れなくです。参考までに。それでは!
*こちらの動画も参考になります↓
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