本日も「Gallagher Note」をお読みいただきありがとうございます。
こんにちは、福山です。
BSフジLIVEで「ロボットが開く未来 成長寄与か雇用奪うか」をテーマに話をしていました。興味深かったので、備忘録的に記事に残します。
ロボットやAIによって代替される可能性
オックスフォード大学によると、10〜20年の間にアメリカではロボットやAIに47%の仕事を代替されると予測しています。
アメリカと同じような日本にもこれは当てはまりますよね。20年以内には今の半分の仕事はもう人間がやらなくてOKってことです。
代替されるリスクのある主な職業としては
- レジ係
- コック
- 受け付け係
- 弁護士助手
- ホテルのフロント
- ウェイター
- 会計士
- 保険の販売代理店
- ツアーガイド
- 運転手
- 不動産の販売代理店
- 警備員
- 漁師
- 理髪師
- 皿洗い
- バーテンダー
だそうです。情報処理や単純労働はやっぱり代替される可能性が高いですね。コミュニケーションを必要とする仕事はなくならないとされています。
バーテンダーがあるじゃないか!ってなると思いますが、日本とアメリカのバーテンダーは少し違うようです。客を癒すようなコミュニケーションを取れているバーテンダーは生き残るでしょうし、無愛想なバーテンダーはロボットでもいいじゃんっていうイメージで良いと思います。
過去記事を参考にすると面白いかもしれません。
→15年で「増えた仕事」と「減った仕事」、今後10年で「残る仕事」と「消える仕事」
ディープ・ラーニング
AIの進化はディープ・ラーニングができることによって大幅に進化しました。
これで3度目の人工知能ブームが起こっています(現在)。
今までAIは文字は判別できても、画像は判別できませんでした。しかし、ディープ・ラーニングにより画像を判別できるようになったのです。例えば、今まで「犬」の画像を見ても、AIは「犬」を判別できなかったのです。
この画像認識はすごーく発展してきています。グーグルフォトってありますよね?あれって保存が無限にできるじゃないですか?なんでグーグルが保存を無制限にしてくれているかというと、大量の画像を集めてAIに認識させているためです。
仕事がなくなることは心配?
少子高齢化でどんどん働き手はいなくなっています。今後20年で、働き手は500万人減るとされています。
だから仕事はなくならないのでは?という見解です(仕事を選ばなかったら)。
しかし、その労働人口の減少以上に、ロボットやAIの技術が進化したのであれば、仕事は奪われるかもしれません。私はまだ20代なのですが、40歳頃までは安心ですが、その先は仕事を奪われちゃうかも・・・って感じです。
んで、60歳ごろになれば本当に働かなくてOKみたいな時代が来るかもしれません。ベーシックインカム的な生活ですね。
ただ・・・これはあくまで予想です。資本主義社会は利益を追求します。人を雇うより、ロボットを雇った方が利益になると判断されれば、容赦なくリストラされるでしょう。そのリストラされた人にどういった仕事があるかはわかりません。
ベーシックインカム制度が整うまでにAIやロボットによって仕事を奪われたのであれば、絶望な人生が待っているかもしれません。
ホーキング博士の注意喚起
自立型AI兵器は、戦争において、火薬と核兵器に次ぐ「第3の革命」になると言ってます。
実際そうですよね。無人機が爆撃する世界ですからね。ゲーム感覚でコントローラーを押して人を殺せる世の中が、もうすでにきています。
AI兵器の主な懸念としては
- 軍事大国が開発を推し進めれば、世界的な外発競争が起こることは避けられないリスク
- 核兵器と異なり、入手困難な材料がなくても大量生産が可能なため、普及しやすく、テロ組織などの手に渡ってしまうリスク
軍事技術とAIやロボットは親和性がすごく高いです。というのも、壊れても誰も悲しまないからです。人が死ねば、多くの人が悲しむことになります。しかしロボットは誰も悲しみません。こうなるとロボットやAIに力を入れる理由しかないです。
少子高齢化で日本も自衛隊員が減るのは目に見えています。人が減れば今までと同じように日本を防衛することが難しくなります。ということは結局、ロボットやAIの力を頼らざるを得ないのです。
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