ShureのオーディオインターフェイスのMViとSM58を購入してみた

オーディオインターフェース
本サイトはプロモーションが含まれています
スポンサーリンク

2022年9月なのですが、数年前に発売されたShureのオーディオインターフェースMViとド定番マイクSM58を購入してみました。

ぶっちゃけると今の時期にダイナミックマイクを購入するのであれば (音楽用途ではなく音声配信用途で)、オーディオインターフェースが不要でパソコンでもスマホでもUSBケーブル1本あれば接続できるShure MV7が一番いいと思います。

Shure MV7の素晴らしさは、過去の記事で触れています>SHURE MV7 レビュー【音が小さいので口を近づける必要あり】

ではなぜいまさらShure MViとSM58を組み合わせようかと思ったのか?そんなことについて書いていきたいと思います。

スポンサーリンク

Shure MViとSM58の組み合わせはMV7よりもいいかも

Shure MV7を持っているんですが、もう1つダイナミックマイクが欲しいなと思いました。で、同じShure MV7を購入しようかとも思ったのですが、それだと芸がないというか、ちょっとつまんないかなと思ったので、Shure MViとSM58を組み合わせてみようと思いました。

MViの外観↓

メタリックでかっこいいです。

SM58の外観↓

The マイクって感じですね。

Shure MViとSM58の組み合わせはMV7より安い

USBケーブル1本でパソコンにもスマホにも接続できるダイナミックマイクのMV7は最高なのですが、欠点を挙げるとしたら値段が高いんですね。

2022年9月12日のアマゾンのMV7の価格ですと、35,000円弱します。

これに対してMViの値段はというと、

12,000円です。

SM58の値段は、

13,000円弱です。

SM58のスイッチ付きの値段は、

14,200円です。

まとめますと、

  • Shure MV7:35,000円弱
  • Shure MVi+SM58:25,000円
  • Shure MVi+SM58スイッチ付き:26,200円

と、Shure MV7の値段と比べるとShure MViとSM58の方が10,000円が安くなるんですね。

モノが増えてしまうという煩わしさはありますが、10,000円も安いということを考えるとMViとSM58の組み合わせを考えてもいいような気がします。

操作性はMV7よりもMViの方が使いやすい

操作性は、MV7よりもMViの方が使いやすかったかりします。

MV7を使ったことがある人ならわかると思いますが、音量の変更やミュートボタンはマイクの上部にあるため使いやすいとは言い難いところに配置されています。(マイクと操作する部分が一体となっているため、マイクを動かせば操作する部分も動くし、操作する部分を動かせばマイクも動いてしまうため、自分の都合の良い配置にできないんです。)

対してMViは操作する部分が前面に付いており操作しやすいですし、マイクとは別のところに配置できるため操作しやすいところに置けるのですね。

全てがひとつにまとまっているMV7は優れものです。だけれどもそれゆえに操作がしづらいという面もあります。一長一短なのです。

MViはマイク以外にも使える

MV7はダイナミックマイクとして優秀です。完成された商品です。

しかし悪く言えば、MV7はダイナミックマイクとしてしか使えません。

MViはオーディオインターフェースです。 それゆえにいろいろなものに接続できます↓

  • ダイナミックマイク
  • コンデンサーマイク(ミュートボタンを長押しすると、ファンタム電源がONになる)
  • 楽器入力モードがある(MViは1/4インチTRSのコンボ入力を備えている)

と、ダイナミックマイクだけでなく、コンデンサーマイク、そして楽器と接続することもできます。

(TRSを接続すると自動で楽器モードに入ります。楽器入力モードで使えるプリセットモードは、フラットモードだけです。)

https://pubs.shure.com/guide/MVi/ja-JP

他の詳しい説明は公式サイトをご確認ください↓

MVi User Guide - Shure
The Shure compact digital audio interface, MVi, user guide.

MViは+20dBマイクゲインがある!

MV7とMViでは、MOTIVオーディオアプリでできることが若干違います。

イコライザーがMV7は4つしか選べないのに対して、MViは自由に設定できます。

コンプレッサーはMV7は4つ選べるのに対して、MViは3つしかありません。

とまぁ、イコライザーとコンプレッサーの設定に関しては若干の違いがあります。

そんなことより私が1番興味を惹かれた設定が、「MViは+20dBマイクゲインがある」ところです!(iPhoneアプリのみですが)

これはわかる人にはわかる設定だと思います笑

例えばShureの伝説的なマイクとして有名なSM7Bは 普通のオーディオインターフェースを使うだけだと録音した音がちっちゃいんですよね。だからゲインを上げるための別機材が必要だったりします。

SM7Bを購入したのでレビュー【Beta58aと音質を比較してみた】

ゲインを上げるための有名な機材が、「Cloud Microphones Cloudlifter CL-1」です。 これも結構なお値段がします。SM7Bと合わせて購入すると、諭吉が飛び立っています。

MViの+20dbマイクゲインとCloudlifter CL-1の音を比較したことがないのではっきりとしたことは言えませんが、「オーディオインターフェース兼+20dbマイクゲインできる」というのはMViのなかなかの強みなのではないでしょうか。

また面白いところが、iPhoneアプリから+20dbマイクゲインの設定をしておくと、この設定がMVi本体に保存されているところです。つまりiPhoneアプリで設定してそのままMacに繋ぎ変えたら、iPhoneアプリで設定した情報がMacでも引き継がれるということです。

SM58は持ち運びも容易でカラオケにも持っていける

SM58ってMV7に比べて圧倒的に持ち運びやすいです。

またMV7を手に持って使うというのはなかなか厳しかったりしますが、SM58はそんな事はありません。とても握りやすいです。

持ち運びやすいし、握りやすいと言うことで、SM58はカラオケ屋にも持っていけたりするんですよね。 オーディオインターフェースとマイクを別々に購入するという事は、こんなところにメリットがあったりします。

おわりに

声の配信をメインに考えているのであれば、依然としてShure MV7が断然オススメです。頭を使うことなくUSBケーブルをぶっさすだけでパソコンでもスマホでも使えますからね。この手軽さはすごいです。

音声配信もしたいし、エレキギターとかの録音もしたいと考えている方にとっては、Shure MViはかなりいい選択肢になるのではないかなと考えています。 繰り返しになりますが、MV7はダイナミックマイクとしてしか使えませんが、MViはオーディオインターフェースなので様々なことに使えます。

もちろん入力端子が1つしかないので、入力端子が複数あるオーディオインターフェースには機能面ではかなわないものの、オーディオインターフェースの入門機としてちょっと使ってみたいと言う方にとってはMViはうってつけの商品かなと思います。

参考までに。それでは!

コメント