iPad Air第4世代が凄すぎて、iPad Pro 11(2020)持ちの私としては、歯軋りをしているところです。
>iPad Air第4世代とiPad第8世代とiPad Pro 2020のスペックを比較
ただ1点、iPad Airの気になるところがあります。それが容量の問題です。iPad Air第4世代は、64GBと256GBの2つしかありません。間の128GBというちょうどいいところがありません。また、がっつり使いたい人向け用の512GB・1TBもありません。
iPad Air第4世代は64GBと256GBのどちらを選ぶべきなのか?
iPad AirはA14 Bionicというとんでもないチップが搭載されました。GPU性能で言うと8コアあるiPad Pro 2020モデルのほうが勝っているでしょうが、CPU性能でいうと負けています。なんせiPad Pro2020のチップのベースは2018年のA12 Bionicですからね。
で、ここで気になるのが、そんなに最高のチップを搭載しているiPad Air第4世代はなにに使えばいいのか?という話です。正直なところA12 Bionicで十分な性能です。90%の人にとってはそれで不満がないはずです。
画像や動画の編集をする人にならチップ性能が上がることは嬉しく、A14 Bionicは最高だと思います。でもそこで問題になってくるのが容量です。64GBは少ないです。といっても動画編集を考えると256GBでも少ないです。幸いなことにUSB-Cが搭載されているので拡張性はありますけれど。
iPad Air第4世代はPromotionディスプレイではない
で、もっと言ってしまえば、Promotionディスプレイがないのが気になるところです。画像編集・動画編集をする人にとってリフレッシュレートは重要なところかと思います。なんせヌルヌル動く方がいいですもんね。
iPad Proは120ヘルツのリフレッシュレートのPromotionディスプレイ搭載です。しかしiPad Air第4世代はPromotionディスプレイが未搭載です。
つまりiPad Air第4世代は、すごくいい性能だけれど痒いところに手が届かない製品になっていると個人的には思っています。
- A14 Bionicとすごく性能はいい
- けれどその性能を活かしたい動画編集には容量が少なすぎる
- またPromotionディスプレイがないのでクリエイターはストレスを感じる
iPad Air第4世代はオーバースペックすぎる or 物足りない
「iPad Air第4世代すげー!」と当初は思っていたのですが、徐々に微妙な気がしてきました。これ、誰が満足できるんだろう?と。
ほとんどの人にとってはiPad Air第4世代と同じく発売された、A12 Bionic搭載のノーマルiPadでも十分すぎるスペックです。というか、これでもオーバースペックでしょう。SNSやったりネット散策したり、電子書籍やYouTube見るだけなら3年前のiPadでも十分です。
かと言って、がっつり使いたい人がiPad Air第4世代を選ぶと、容量が少ないところとPromotionディスプレイが未搭載というところがむず痒く感じるはずです。
iPad Air第4世代を購入してもいい人・購入しない方がいい人
iPad Air第4世代を購入してもいい人は、
- A14 Bionicをとにかく使いたい人
- カラフルなiPadを使いたい人
- ときどき動画編集をする人
人かなーと。ときどき動画編集をするとしても、容量が64GBだと少ないので、256GBを選んだ方が後悔しないはずです。というか64GBを選ぶと、高い性能をなにに使っていいのか分かりません😅
iPad Air第4世代を購入しない方がいい人は、
- がっつり使いたい人
- あまり使わない人
- 120ヘルツのリフレッシュレートでゲームしたい人
かなと。
がっつり使う人はA14 Bionicが搭載されたiPad Proを待ちましょう。で、あまり使わない人はノーマルiPadで十分です。ノーマルiPadの32GBは心許ないですが、写真や音楽や電子書籍をガシガシ入れなければ大丈夫です。ノーマルiPadでもA12 Bionicですからね。サクサクですよ。
参考までに。それでは!
※追記(2021/04/22)
新型のiPad Proが発表されました。A14 Bionicが搭載かと思いきや、まさかのM1チップが搭載されました。iPad Proの性能の進化が恐ろしい。iPad Proに搭載されるM1チップはCPU、GPUともに8コアなので、今販売されているMacBook Airの下位モデルよりも性能が良いということです。すげー。
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