2018年9月17日。本日は敬老の日でした。
私は祖母におめでとうと言いました。そしたらそこは悲しそうな目でこんなことを言います。
「ここまで長生きはしたくなかった。」
90歳を目前にしている祖母の言葉は、なんとも言い難い言葉でした。
夫を亡くし、同級生を亡くし、生きている同級生も足腰が弱り動けなくなり、痴呆が進み会話ができなくなり・・・健康に長生きすると言う事は、幸せでは無いのかもしれないと私に思わせました。
70歳以上、初の2割超え 働く高齢者も最多 https://t.co/HO3zLluRLT
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) 2018年9月16日
今の日本の社会保障制度上、長生きする高齢者が増えれば増えるほど、医療費がかさみ、介護費用がかさむようになっています。高齢者が長生きすることが悪いのではありません。高齢者だけ特例措置的に待遇が良くなっていることがおかしいのです。
このサイトでたまに書くことですが、今の日本の現状として、6人に1人の子供が貧困状態にあります。この現実を放っておいて、高齢者の待遇ばかりをよくするものはいかがなものか・・・。
この問題を解決せずに先送りすれば先送りするほど、将来世代への負担が増します。医療費にメスを入れる事は避けられません。
医療費の問題内の高齢者が増えると言う事は、介護期間が長くなるということでもあります。よく言われているように、介護は子育てよりも大変です。
介護離職と言われている言葉があるように、年間100,000人の人が介護のために会社を辞めている現実もあります。
年間10万人、減らない介護離職 高額な自己負担や罪悪感…https://t.co/KEB3P82HYS
— 産経ニュース (@Sankei_news) 2018年5月12日
- 医療費・介護費問題の解決
- 介護が必要ない(介護期間が短い)元気な高齢者を増やす
この2点を意識しなければなりません。
人生100年時代と言われているのに、未だに定年が60歳ちょっとというのもおかしいでしょう。職場を離れれば刺激がなくなり、ボケることにも繋がります。
現役で働ける世代には、年金や医療費の増加は自己負担してもらうしかありません。が・・・まったく話は進みません・・・。
終末期医療:環境整備待ったなし https://t.co/AlVVWBa76B
— 毎日新聞 (@mainichi) 2018年9月15日
やるやる詐欺の話ですが、この話は進むんでしょうかねぇ。
延命治療は医療機関にとってはドル箱。それゆえに医師会の票が欲しい政治家は手をつけられません。
難しい話・・・。でもここに手をつけなければ財政的な負担が大きいんですよね。
安楽死と尊厳死についてはこちらの記事を参考にしてみてください↓↓↓
年齢が高くなるほど「長生きしたい!」と思うのも興味深い話です。(メットライフ生命保険の調査により)
[ビジネスオンライン]最も長いのは:あなたは何歳まで生きたいですか? 寿命への意識と平均寿命のギャップ https://t.co/LoyMDUDmUz
— ITmedia (@itmedia) 2018年9月16日
介護に備えて脱毛する女性が増えているのも興味深い話です。
老後に介護されることに備え、デリケートゾーンの脱毛を行う「介護脱毛」を始める40~60代の女性が増えているそうです。 https://t.co/UYQjBlzF3H
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) 2018年9月17日
これについては2017年5月にも記事で書いてますが、どんどんと増えているんでしょうなー。
脱毛業界にとっては意外な需要でしょうけど、これはお金の匂いがプンプンですね。
んでも40〜60の人が「介護のために」という理由で脱毛を始めるのは早すぎな気もします。そんなことより、食生活・運動習慣を見直した方が・・・。
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